【STAFF BLOG】ひとりごと

子どもの頃は夏休みに田舎に行くのがとても嫌でした。今なら「古民家」なんて言い方をするのでしょうが昔はただの「古い家」。
トトロの家を地でいくような、でもトトロの家はトイレとお風呂は家の中だけましです。
祖父母の家はトイレもお風呂も家の外。トイレは穴が掘ってあるだけ。風呂は五右衛門風呂と言う鉄製の釜のようなもので、薪で沸かします。
虫が大嫌いな私なのに、田舎はハエはもちろん、夏はアブだのブヨだのトイレ周りにたくさん飛んでいて用を足すのも一大決心、命懸けです。
毎週見ているアニメも放送されていないし、田舎の言葉(方言)がわからなくて、何か怒られているように聞こえるし、朝、ニワトリ小屋から産みたて卵をとりに行くとニワトリにつつかれて痛いし、馬とかヤギとか飼育していたのでそれも臭いし、とにかく田舎が大嫌いな子どもでした。唯一好きなところは縁側から見える目の前に広がる田んぼと、少し遠くに見える小高い山。そして、車で30~40分ほどのところにある海。
祖父母が亡くなり叔父、叔母の代になり私も結婚し、子どもが生まれから一度、顔を見せに行った時は家も改築され水洗トイレにユニットバス。
馬もヤギもいなくなりペットは猫。子ども時代の家とのあまりの変わりように心底驚いたものです。まあ、卵は相変わらずニワトリが産んでましたけど…。
目の前に広がる田んぼと、遠くに見える小高い山は昔ながらの景色でした。勝手なものであんなに嫌いだった虫が飛び回るトイレとか臭~い動物たちとか、そんな田舎らしさが妙に懐かしくて、いわゆる【自然】てやつの力なんででしょうか。
「また、いつでもおいで」と、昔と変わらない人懐こい笑顔で見送ってくれた叔父、叔母。「また来るね。」と答えた私。また、行こうと思っていたんです。本当に。
でも、もう私の田舎はありません。なくなった、といった方が良いのでしょうか。4年前の東日本大震災による原発事故の放射能で、立ち入り禁止地域に指定されたのです。叔父一家も、周りに住んでいた親類も皆、未だに仮設住宅で暮らしています。縁側から見えた田んぼにも津波がきて叔父曰く「オーシャンビュー」になったとか。
家に損害はないけれど、「もう、戻れない」戻りたいけどな…寂しそうにつぶやいていました。
おりしも市議選挙の投票用紙が届きました。衆、参の国政選挙に比べたら市議選はあまり関心も影響もないかもしれない。投票に行かない人もいるでしょう。でも、和光での暮らしに関わったりするんですよね。
子育て中なら、保育園問題とか公園とか?世の中って市議→県議→国政の流れで小さな声から大きな変化をもたらしたりする。開発が進むってことは自然を壊すことになるかもしれない。民間企業が経営する保育園は、利益がでなくなったら、急に閉園する可能性もないわけではない。原発とか自衛権とか大きなことを考え出すと難しくなるから、今、和光で子どもに身近な部分で一番大切なものは何かな?ってことを考えたらいいんじゃないかな、と思います。
子どもは声を上げられない。子どもの未来に大切な一票を託しませんか?             

by メイミー

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